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時計は元には戻せない

Cubanationalballet2002lynseyaddario

バレエに復帰できただけで十分しあわせな私。
なのに・・・先週、今週とレッスンから帰ってくるとちょっと元気がなかったりします。
一緒に発表会に出た20そこそこの彼女Aちゃんが先週から上のクラスにあがったのです。そのことはAちゃんからの丁寧なメールで知っていてもちろん「よかったね♪がんばってね」と返事をしました。Aちゃんは小学生の頃、モダンバレエをやったことがあって、初級クラスの中でもずば抜けて上手で、いつも何をやるにも先生にいわれて先頭でやってました。
飲み込みが早いし、やはり天性の踊りに対する勘も違うのは明らかで、当然クラスがあがるのは時間の問題だったのです。でも、本音をいえばちょっと寂しかったのも事実。それに、自分はどんなに努力してもものすごく上達するとか、出来るようになるとかはないわけでやっぱり羨ましく思えました。

で、今週は発表会に一緒に出たもうひとりの20代半ばになろうかという彼女Rちゃんと『私たちも頑張ろうね』なんてレッスン前に話してたのです。

ところが、レッスンが終わって一緒に帰る道の途中でRちゃんから聞かされたのが、来週から彼女も上のクラスにあがるということ。Rちゃんはやはり若いから覚えがよくて、ちょっと難しいバーレッスンも完璧にこなせるし(私は難しかったり早かったりすると間違えちゃうのです)、センターもひとつひとつの精度はAちゃんほどではないにしてもぐんぐん上達してるのが目にみえてわかってました。

聞かされた時はAちゃんに言ったように、本当におめでとうと思ったし、AちゃんとRちゃんはいつも一緒にきて一緒に帰る仲良しなので本当によかったなと思いました。
Rちゃんは上のクラスにあがることは少し悩んでるようでしたが、「大丈夫!すぐに慣れるよ」と背中を押しました。

もちろん彼女たちが上にあがることは大賛成だし、よかったなと思います。
でも、自分ひとりになった時にふと置いてきぼりをくったような寂しい気持ちに包まれたのは何故?ほぼ同じ時期に入って、同じ舞台にたってきたふたりがいっぺんに上にいってしまうということは自分自身がどんなに頑張っても、これから近い将来担うべき限界を思い知らされた第一歩ということなのです。
年齢が倍も違う私たちが同じ道を歩むことは出来ないし、まして同じ速さで進んでいくことも出来ないのもわかってたけれど、いざ、その時を目の前につきつけられると寂しいです。私だってもっともっと早くバレエを始めていたらって思うけれど、それを言っても仕方がないこと。

時計はもう元には戻せないのですから

今の自分を受け入れてるつもりだったけれど、そうじゃなかったみたい。これから先、それはますます感じることでしょう。その度にそれを乗り越える強さを持たないと孤独や疎外感を感じてしまいそうです。
おばさんから始めたバレエなのだからそこそこバレエが楽しめて、バレエが出来ればいいっていう気持ちなんじゃなかったの?と言う人もいるかもしれないけど、まさかこんな風にショックを受けるとは自分でもここまでは予測してなかったし、改めて今の自分をちゃんとわかってなかったことが本当に恥ずかしい。。。

皆さんはどんな風にそういったことを考え、乗り越えてるのでしょう?

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バレエつれづれ日記」カテゴリの記事

コメント

みきてぃさんへ

みきてぃさん、お久しぶりです。
以前、発表会の記事の時にコメントいただきましたね。
みきてぃさんも3月に発表会に出られたということでのコメントで嬉しかったのを覚えています。

ほんと、やっぱり大人になってからのバレエは「もっと早くやっていたらな」と思う連続ですよね。
みきてぃさんは自分は自分と割り切ることが出来てうまくつきあっていけてるみたいですね。
私も当然、自分は自分でしかないし、後悔してもどうしようもないし、今の自分でのベストでいいじゃないと思います。
そう思いつつも、周りの状況でぐらついたり、落ち込んだりするのはまだまだですね(笑)

でも、それだからといってもう辞めちゃおうなんて思わないです。
やっぱり好きだから続けられる限りは続けていきたい。
それが今の結論かなって思ってます。頑張りましょうね。

投稿: maria to みきてぃさん | 2007年10月22日 (月) 18:58

こんばんは。すごくお久しぶりです。覚えていらっしゃるかしら~~。

私も、いつもいつももっと早くからバレエをしていたら・・・・と思っていました。いえ、今でも思っています。
どれだけ思っても仕方ないんですけど・・・ね。
でも、最近少しずつそんな自分ともうまく折り合いをつけてバレエを楽しめるようになってきました。
自分は自分と割り切れるようになったのかなぁ。

みなさんの書き込み、とても私にもありがたい言葉がいっぱいでした。
私もがんばります♪

投稿: みきてぃ | 2007年10月19日 (金) 20:42

chiyuさんへ

年齢が倍近く違うふたりと比べたら仕方のないことだってわかってるんですけどね。
やっぱり聞いた時はショックでしたよ。
chiyuさんもこの寂しさをわかってもらえますか。なんかホッとしました(笑)

(*'-')o(*,",)oウン♪
私を見て、どう思うかはわからないですけれど、今から始めるために入ってきた人にとってはやっぱり先輩なんですよね。
柔軟の時にも「すごぉーい、最初から柔らかかったんですか?」なんてあり得ない言葉聞くこともあります(笑)
バーレッスンの時も「前、お願いします」と言われることもあります。
私よりうまい人や前からやってる人がいれば当然バーの先頭はやってもらいますが、たまに自分が一番古い?ってこともあってやらざるを得ないことも。

ちょっと見方を変えるといろいろなことがわかるものですね。
chiyuさん、ありがとう。
こんな私でも頼りにされたり、真似されることもあるんですからね。


yukipiさんへ

yukipiさんもわかってくれますか?
たぶん、誰でも多かれ少なかれ経験してるんですよね。
習い事もそうだし、スポーツもそうだし、みんなそういったことがあるのだと思います。

yukipiさんは子どもの頃、バレエやっていたから「あの時やめなければ」って思うんですよね。
私は「あの時始めていれば」って思うんですが(笑)
私はそれでも子どもの頃にやっていたyukipiさんがとても羨ましいです。
人は自分にないものをどうしても求めてしまいますね。

大人になってからの好きなことを継続する難しさを本当に改めて感じました。
体力だけでなく、そういった精神面でもぶちあたらなきゃいけない壁があるんですよね。
でも、それは今回のことでよくわかりました。
ただ、悪い方にだけでなく、いい方にとれば、そういった状況の中でもやっていく強さも備わったし、気持ちの柔軟さをもてるようになるための準備なのかも。
←まだもててない。。。(笑)

時間は戻せない。けど、今より若い日はないのだから今日を一歩一歩ですね。ありがとう。

投稿: maria to chiyuさん・yukipiさん | 2007年10月18日 (木) 16:08

ふりるさんへ

>mariaさんは 凄く素直な人なんですね~。
自分の気持ちをありのまま表現出来ていて、ちょっと羨ましいかな・・・?

そうですか?よく言えば素直なのかもしれないけど、
自分の感情をコントロール出来ないという点では子どもかもしれません。

ふりるさんは今、とっても充実してるみたいですね。
それはとっても素晴らしいことですよね。
ふりるさんのバレエに対するスタンスっていいなって思います。

私は今の自分にとってちょうどいいのがこの状況って頭ではわかってるんです。
上のクラスとかいっても時間が遅くなっちゃうし、実際通うのは無理かなって思う。
それに、きつくなることで体を壊してバレエ寿命が短くなるのも嫌だし。
なのに、どうしたものか?ちょっと羨ましくおもちゃって。
出来ないものは出来ないと受け止める力がまだないんでしょうね。
どっちに行くにしてもなんか中途半端かもしれない(笑)

アスパラガスさんへ

アスパラガスさんも同じような思いしたことあるんですか。。。
ですよね、そしてそれに常に向き合ってるアスパラガスさんって偉いなぁ。

私も最初の頃の気持ちを思いだすと、今、こうしてレッスン場にたててるだけでしあわせなんです。
ゆっくりでも柔軟性もついてきて、難しいパもちょっとずつ出来るようになって(繰り返し繰り返しですが)楽しいなって思います。
なのに、人と比べるという一番最低な部分かもしれないですが、ここに辿り着くと凹むのです。

自分がライバルであって、他はないはずなんですよ。本来はね。
自分の中での上達がわかればそれでいいはずなんですよ。
でも、このもやもやした気持ちは何だろう?ってその時は思いましたね。

ただ、今はもうショックも消えたし、止めたいとは全然思わなかったし、むしろもっと自分を磨こうと思えたのでいい経験だったかもしれないです。

>私にとってはmariaさんのこのブログが日々とても励みになっていますよ。

ありがとう。嬉しい言葉*^-^*
たまにの更新でごめんなさいね(^-^;
私の悩みや壁が励みになり、勇気になってくれるなんてこんな嬉しいことはないです。
私もアスパラガスさんにこうしてコメントいただいていつもとっても安心するし、勇気もらってます。
お互いまだまだですね。頑張りましょうね。

投稿: maria to ふりるさん・アスパラガスさん | 2007年10月18日 (木) 15:52

mariaさんのお気持ち、とっても良くわかりますよ。
うんうん。疎外感を感じたり寂しくなったり、やっぱり悔しいよね。

でも、時雨さんがおっしゃってた
>大人から始めようと、子供であろうと、
プロであろうと、アマであろうと、
みんな同じ思いを経験しているんだと思います

この言葉、その通りだと思います。
私は「あの時、バレエをやめていなければ」って
何度も思いました。でも時間は取り戻せないもんね。
今はこれからバレエとどのようにお付き合いしていくか
日々考えてます。
本当はもっともっとレッスンをして上手になりたいって
思ってるけど、上手くなるにはやっぱりある程度
今の生活を犠牲にしてしなければならないじゃない?
それって正しいのかしらって思ったり。
このまま続けてても、プロになれるわけじゃない
先が見えてるのに頑張っても意味があるのだろうか
とか思ったり。

大人になって自分の好きな事を続けるって難しいね。
でも自分自身の置かれた状況とかを判断しつつ、
その中で楽しんでやっていくしかないんだよね。
いろんなことを乗り越えて頑張ろうね^^

投稿: yukipi | 2007年10月18日 (木) 09:12

そんなことがあったんですね。。
mariaさんは発表会を目指して一生懸命がんばっていたので、私もmariaさんの立場だったらやはり寂しいと感じると思います。
でもでも、これから入ってくる人にとっては、mariaさんは先輩だし、上手い二人が抜けた今となってはクラスを引っ張って行く存在なのでは?
それに、先生だってがんばっている人はちゃんと見ていると思います!
発表会も出ないで健康のために始めたワタシに言われたくはないかもしれませんが、まだ復帰したばかりだし焦らないで楽しくレッスンしましょ~
ちなみに、ワタシのスタジオにもたまにすっごく上手い若い子が来るんですけど、そういう時は何か落ち込みます(ーー;)

投稿: Chiyu | 2007年10月17日 (水) 00:16

 mariaさんが感じた事、本当に正直な気持ちだと思います。
 私もこれまでに何度同じ思いにかられたことか・・・。
 もともと人並み以下の状態からのスタートでしたが、思うように動かない自分の身体に対して、まだレッスンにいらして間もないのにあっさりと難しいパをこなしてしまう方や私よりもはるかに年配の方なのに素晴らしい柔軟性をお持ちになっている方を目の当たりにして、どうすることもできないやり場のない思いをぬぐい去る事ができません。でもそこで思うのです。時雨さんもおっしゃっていましたが、では、どうするか?そこでただ悶々として諦めてしまうのはやっぱり嫌なのです。難しいパをこなすことも素晴らしい柔軟性を身につける事もその方のたゆまぬ努力の結果なんですよね。そう思えると、人より上達がはるかに遅かろうと自分はバレエを続けていきたいんだと、だんだん気持ちが落ち着いてきます。(本当に毎回この繰り返しです・・・)
 それから私にとってはmariaさんのこのブログが日々とても励みになっていますよ。同じように大人からバレエを始めて、同じ悩みを抱えた方の意見は大変参考になり、勇気づけられます!
 

投稿: アスパラガス | 2007年10月15日 (月) 18:08

mariaさんは 凄く素直な人なんですね~。
自分の気持ちをありのまま表現出来ていて、ちょっと羨ましいかな・・・?

私は バレエを始めたのが 子供が幼稚園に行き始めて、自分の時間が少し出来てからです。
それまでも ずーーと習いたかった。
やっと今 子供も5年生になって もっと自由な時間が増えて レッスン時間も増えました。
だから 今は自分にとって 一番良い時。

もちろん 思う事は色々あったりしますが、今以上の事をしようと思うと、家族・身体・心 どこかに無理がきてしまいそうで・・・
『諦め』とはまた違った 思い。 
私の今の生活では この状況が調度良い。と 思いながら生活しています。

もちろん バレエは上手になりたいし、もっと。もっと。と思っているんですよ。

今の目標は もっと子供が成長したら・・・
夜の若いバレリーナ達と一緒のクラスを受ける事。
(今は 行きたくても無理だもの・・・)

mariaさんの 孤独感や疎外感 分かるよ~
辛いよね。

でも 私が思うのは 今の自分にとって調度良いのは何? と考えることが大事だと・・・
katsuraさんの おっしゃる 『自分比』よく似てるかも知れないな~。
頑張ろうーね。


(長くなってしまってゴメンなさい)

投稿: ふりる | 2007年10月15日 (月) 16:52

時雨さんへ

>そういうことは、大人から始めようと、子供であろうと、プロであろうと、アマであろうと、
みんな同じ思いを経験しているんだと思います。

時雨さんのこの言葉を読んで、あぁそうだなぁと思いました。
年齢とか大人で年をとってしまったからってそこだけにとらわれていたけど、子どもやプロの人たちだって同じように周りが上にいってしまうとか、選ばれたとかといった時、悔しさや辛さを経験するのですよね。
そういえば自分が子どもの頃、簡単に出来るものがあって、その時出来なかった子が泣いていたのを思いだしました。
もちろんその逆もたくさん経験してきました。
そういったことを感じるのはもっともっと上に行きい、上手くなりたいという気持ちがあるからなんでしょうね。
それに負けてしまうと「もうやめた」ってなるんでしょうが・・・今の私はそれでも「続けたい」です。

時雨さんの言葉でとっても楽になりました。
今は確かに辛いけど、今の自分の状況や立場の中で上へ上へという気持ちを持ってやっていこうと思います。ありがとう。さすが、時雨さん!!

投稿: maria to 時雨さん | 2007年10月15日 (月) 16:43

そういうことは、大人から始めようと、子供であろうと、プロであろうと、アマであろうと、
みんな同じ思いを経験しているんだと思います。
だって、やっぱり上手になりたい、とそれらのレベルの中で思っているわけで、逆に思わなければ上達なんかしませんもん。
「子供のときにやっていれば」
「もう少し若かったら」
「もっと足が長かったら」
「背が高かったら」
言い出したらきりがありません。
その思いを抱えて、「でも、続けたい」のか、「やめてしまう」のかが分かれ目だと思います。
私はしつこく続けてきてこの年になっちゃいましたがね。笑
とても素直にものごとを感じていらっしゃるので、今はすこ~しつらいかもしれませんが、乗り越えていけると思いますよ。
(えらそうにスミマセン。。。)

投稿: 時雨 | 2007年10月15日 (月) 13:40

つなさらださんへ

そうだよね。わかってるんだけど、なかなか割り切れないものもあるわけ。
どうにもならないからいずれはつなさらださんみたいに思えるようになるかも。
そういったところが強いよね~うらやましいです。
私もそうなりたい!!


katsuraさんへ

私も3度ほどやろうかなって思ったことがあって、
その時にはじめてたらなぁ~と悔やんでます。
彼女たちは若いから倍以上努力して、倍の時間が(いやもっとかも)かかるってわかってるの。
でも、今はまだうらやましさや悔しさ、寂しさがあるのです。
自分比か・・・そうだよね。自分比で見れば進歩してはいるんだから。
うん、また頑張らなくちゃね。

投稿: maria to つなさらださん・katsuraさん | 2007年10月15日 (月) 00:36

私もね、20代半ばかな?最初に「やってみたい」って思った時に始めていればもうちょっとマシになったのに…、とか、今頃はもっと健康体になれていたかも…とか思うことがあります。
今さらなのはわかってるんだけどね、そうそう割り切れるものでもなくて。
まして同じ時期に始めたクラスメートなら、ねえ。羨ましかったり悔しかったりするのも仕方ないよね。
でも、どうにもならないのもこれまた事実なわけで、あくまで“自分比”でこつこつ続けるのが一番じゃないかしら?

投稿: katsura | 2007年10月14日 (日) 23:40

やっぱり年齢にあわせて楽しんだほうがいいって。怪我してもあわないし。
あせる気持ちもすごぉーーーくわかるけど。やっぱりマイペースが一番だよん。
って、わかっていても、やっぱ悔しいよね。
でも、それが原動力になるときがくると思って、割り切っています。

投稿: つなさらだ | 2007年10月14日 (日) 21:58

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