時計は元には戻せない
バレエに復帰できただけで十分しあわせな私。
なのに・・・先週、今週とレッスンから帰ってくるとちょっと元気がなかったりします。
一緒に発表会に出た20そこそこの彼女Aちゃんが先週から上のクラスにあがったのです。そのことはAちゃんからの丁寧なメールで知っていてもちろん「よかったね♪がんばってね」と返事をしました。Aちゃんは小学生の頃、モダンバレエをやったことがあって、初級クラスの中でもずば抜けて上手で、いつも何をやるにも先生にいわれて先頭でやってました。
飲み込みが早いし、やはり天性の踊りに対する勘も違うのは明らかで、当然クラスがあがるのは時間の問題だったのです。でも、本音をいえばちょっと寂しかったのも事実。それに、自分はどんなに努力してもものすごく上達するとか、出来るようになるとかはないわけでやっぱり羨ましく思えました。
で、今週は発表会に一緒に出たもうひとりの20代半ばになろうかという彼女Rちゃんと『私たちも頑張ろうね』なんてレッスン前に話してたのです。
ところが、レッスンが終わって一緒に帰る道の途中でRちゃんから聞かされたのが、来週から彼女も上のクラスにあがるということ。Rちゃんはやはり若いから覚えがよくて、ちょっと難しいバーレッスンも完璧にこなせるし(私は難しかったり早かったりすると間違えちゃうのです)、センターもひとつひとつの精度はAちゃんほどではないにしてもぐんぐん上達してるのが目にみえてわかってました。
聞かされた時はAちゃんに言ったように、本当におめでとうと思ったし、AちゃんとRちゃんはいつも一緒にきて一緒に帰る仲良しなので本当によかったなと思いました。
Rちゃんは上のクラスにあがることは少し悩んでるようでしたが、「大丈夫!すぐに慣れるよ」と背中を押しました。
もちろん彼女たちが上にあがることは大賛成だし、よかったなと思います。
でも、自分ひとりになった時にふと置いてきぼりをくったような寂しい気持ちに包まれたのは何故?ほぼ同じ時期に入って、同じ舞台にたってきたふたりがいっぺんに上にいってしまうということは自分自身がどんなに頑張っても、これから近い将来担うべき限界を思い知らされた第一歩ということなのです。
年齢が倍も違う私たちが同じ道を歩むことは出来ないし、まして同じ速さで進んでいくことも出来ないのもわかってたけれど、いざ、その時を目の前につきつけられると寂しいです。私だってもっともっと早くバレエを始めていたらって思うけれど、それを言っても仕方がないこと。
時計はもう元には戻せないのですから。
今の自分を受け入れてるつもりだったけれど、そうじゃなかったみたい。これから先、それはますます感じることでしょう。その度にそれを乗り越える強さを持たないと孤独や疎外感を感じてしまいそうです。
おばさんから始めたバレエなのだからそこそこバレエが楽しめて、バレエが出来ればいいっていう気持ちなんじゃなかったの?と言う人もいるかもしれないけど、まさかこんな風にショックを受けるとは自分でもここまでは予測してなかったし、改めて今の自分をちゃんとわかってなかったことが本当に恥ずかしい。。。
皆さんはどんな風にそういったことを考え、乗り越えてるのでしょう?
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